40歳を過ぎると「ボチボチ体のメンテナンスをやらないとな~」こう考えるようになる方も多いと思います。
僕も振り返ってみると、初めて検査を自主的に受けだしたのは、その頃だったと思います。
でも、若いころは健康のために、自分の体のために、お金をかける事なんてありません。
だから頭では、健康が大事!だということが分かっていても「なかなか人間ドックに踏み切れない~」当時はこんな感じだったと思います。
そこには、「費用はいくらかかるのか?」「病院はどこを選べばいいのか?」「なんか面倒・・・」「どんなことをされるのか?ちょっと怖い・・・」
こんな気持ちがあって二の足を踏んでいたのだと。
そこで、そんなお気持ちを抱かれている方のために、先日ボクが行った人間ドックの模様をレポートしてみたいと思います~
まず病院の場所選びから。
僕は超めんどくさがりで、できる事なら人間ドックになんか行きたくありません。
嫁さんにワーワー言われるので、仕方なくいくタイプ(笑)なので、出来るだけストレスのかからない快適な病院を選ぶことにしました。
この病院は大阪なんばのスカイオという商業ビルに入っていて駅直結。移動のストレスをまず軽減します。
当日は、10時の予約。朝の満員電車が超苦手なので、前日にホテルに泊まりここでも移動のストレスを軽減しました。
ちなみに人気のある病院は、2か月前から申し込まないと希望の日時が取れません。
専用のエレベーターがあるので、受付まで一直線。
もはや後戻りはできない導線が完璧に作り上げられています。。。
受付がある待合室では、さすがに写真は撮れなかったのですが、
ここで予約した名前を告げると奥の間(?)に通されます。
昨年もこの病院を使っていたので、説明もほどほどに受けて、自動ドアをくぐるとこんな感じです。
ここでまず検査着に着替えます。
ロッカーの中には、検査着とスリッパがホテルのパジャマの様に準備されています。
パンツ以外はすべて外して、この検査着に着替えました。
こんな感じです。
ロッカーの幅が狭く、鞄がそのまま入らずに少し苦労しました。
めったに自分の顔は見ないのですが、こうしてみると老けました~
完全なるおっさんです。検査も必要なはずです。
若干、緊張気味なのは、超苦手な胃カメラの検査があるからなのです。。。
更衣室を出てこの道を進みます。
突き当りを左に曲がると検査室が、ずら~っと並んでいます。たしか9番までの部屋に分かれていたと思います。
ご覧の様に一般的な病院とは違って、超キレイです。検査室もあの冷たい無機質な感じではありません。良い感じのヒーリングミュージックも流れています。
音楽って、こういう時にストレスを軽減してくれるものなのですね。少し緊張が和らぎます。
他の人がいるのでここからは写真はなしです。
感心するのは、そのシステム。身長と体重が同時に測定できる機械から始まり、最新の機器による視覚検査、聴覚検査などがほぼ待たされることなく順々に行われていくこと。
検査をされている方は、看護師さんではないと思います。なぜかというと、医師と看護師の場合は、それぞれ名のっていたからです。ここも人件費削減になるな~などと考えながら受けていました。
検査は、血圧測定→血液検査→胸部レントゲン→腹部エコー検査と続きます。
この間待合室の椅子に座っていたのは、トータルで1分ほど。待ち時間がないようにシステマチックに回す段取りが、ま~見事で感心しました。
問題は、ここからです。胃カメラと大腸検査。。。
僕は胃カメラが超苦手。それは子供の時のトラウマがあるから。
ほら、子供の時って、病院にいくと病院の先生に「あ~んして!」とのどを診られるでしょ。
僕、上手に大きく口を開けられないタイプで、銀色のアイスクリームのスプーンみたいな棒で舌の奥をグイっッて押されて。
それで毎回「おえ~っ」ってなって、病院に行くのが嫌でイヤでたまりませんでした。注射よりもつらかった。なので、胃カメラは絶対に無理な体質なのです。
だから麻酔は必須。当然オプションで追加します。(最後に料金をまとめて載せますね)
それで、どうせ麻酔をするのだったら同時に大腸もやってもらいたいな~とリクエストしたところ、この病院では同日OK!
以前のクリニックは、保険の関係か何かで日を分けないとダメだったので、これは助かりました~!寝ている間に前から後ろからデス(笑)
でも、大腸検査の場合、腸の最終洗浄が大変。経験した事がある方は分かると思いますが。。。
この1.5リットルの液体を15分で200CCずつ最低4~5回くらい飲まないといけないのです。
味はポカリスエットみたいな感じで飲めないことは無いのですが、2時間くらいかけてこれを飲む作業が以前は退屈でした。
でも今は、SNSがあるのでみんなとやり取りをしていると楽しくヒマをつぶすことが出来ました。みんな!ありがとう~
さっきの液体を飲みはじめて1時間くらい経つと便意をもよおしてきます。
そして4回目か5回目のトイレになると出てくるのは無色透明の液体に。こうなると腸内洗浄終了。
いよいよ診察台に呼ばれるのです。まず検査着の下のパンツをトイレで紙パンツに履き替えるように指示されます。おしりの方に穴が開いている紙パンツです。
そして、はいていたパンツは袋に入れて、備え付けのカゴに入れるように言われました。
ベットに仰向けになって、麻酔のための注射のルートを腕にとるのですが、僕は静脈が出にくく、いつも看護師さんが二人がかりで、あ~でもない、こーでもないと僕の腕をもてあそびます。。。
なので、緊張感がイヤでも高まってくるとデス。何とかルートを取れたら、医師がやって来て簡単な説明を受けます。口に丸い穴の開いたプラスチックをくわえさせられて準備完了。
先生に「じゃあ麻酔入れますね~」と言われたので、どれくらいで効くものなのですか?と丸いプラスチックをくわえたまま、間抜けな声でたずねます。
「そうですね~10秒くらいですかね~」
「木藤さん~終わりましたよ~ ゆっくり起き上がってもらっていいですか?」
痛みも苦しさも全くなく検査は終了していました。看護師さんに付き添われながら廊下を歩き別室の休憩ルームに案内されます。
昨年は、この間の記憶が全くなくて、目が覚めたらこの椅子に横になっていました。
看護師さんに、「ここまでどうやって運んでもらったのですか?」と聞くと、「木藤さん、ちゃんと話しながら歩いてきたじゃないですか~」と言われて驚いたのをよく覚えています。
今年はというと、全く眠れない。。。ただ麻酔がまだ効いていて足元もおぼつかないしボーっとしているので、20分ほど座っていました。
ここで「ハッ!」と気が付きます。やばい!パンツを入れた袋をカゴに忘れてきた~と。
慌てて検査着の中をのぞき込むと、ちゃんとはいている。。。パンツ。
あの若い看護師さんに履き替えさせられたんや~と思って、いいおっさんが、ちょっと「ぽっ」っとなります。
その後すぐに検査結果が分かります。先生に映像を見せられながら説明を受けて終了。
おかげさまで胃と大腸はOKでした。昨年は、肺が引っかかって、この時期から2月までなんやかんやとかかったのですが。
僕ももうすぐ50。人生の折り返しです。
面倒でイヤな検査ですが、やっぱり体が資本なので、チェックは定期的に行った方がいいですよね~
会社員の方は、強制的に検査があると思うのですが、僕ら自営業者はそれがありません。だからなおさら、意識を持って取り組まないといけないな~と感じました。
【今回の費用】
生活習慣病検診 24200円
胃内視鏡検査 17600円
鎮静剤(麻酔) 5500円
大腸内視鏡検査 27500円
現場からは以上です~