【僕の母は目が見えません】
今から約50年前、僕の出産のあとに原因不明の要因で視力を失いました。
そんな母は、やはり50歳の時に「私も世の中と仕事を通じて関わりたい!」と視覚障がい者でも出来る仕事をさがします。
そして、福岡にある国立視力障がい者センターに進み、鍼灸マッサージ師の資格を取得するのです。
当時銀行員だった僕は、まさか自分もその道に進むとは思っていませんでした。
でもその事が僕がマイビジネスの道に進むきっかけとなったわけですから、人生のめぐりあわせというものは不思議なものです。
時は流れ、今は鍼灸の仕事からは退いているのですが、先日ビジネス交流会で今泉さんと出会いました。
今泉さんは、視覚障がいをお持ちでありながら僕が所属する #ニーズマッチ という全国組織の1つの支部の主催をされています。
先日、北九州の実家に戻った際、母にそのことを伝えたところ、
「そんな素敵な人がいるなんて勇気をもらえる」「ぜひお話ししてみたい!」と目を輝かせていました。
それで今泉さんにお願いしてみたところ、快く引き受けてくださることに。
80のおばあちゃんになる母ですが、もう10年も前から音声認識ソフトのパソコンにチャレンジして情報収集をしています。
最近では音声認識ソフトが入ったiPhoneにも挑戦しています。でも、やっぱりアプリの操作は目が見えないと難しいようです。
今泉さんは、母よりも数段上手に使いこなしているので、そんなアドバイスもしてもらえると喜ぶだろうな~
パソコン操作やスマホの操作。ITの機器は、日進月歩。目まぐるしいスピードで進化していきます。
そんな操作に取り組む時に私たちも「あ~わからない!」とイライラしたり、落ち込んだり。
でも視覚障がいの方がこういう風に前向きに取り組まれている姿勢を見ると、そんなこと言ってられませんよね!
今日も一日がんばりましょう~😆