木藤です。
僕は、今までに色々な方から
教えを受けてきました。
今回は、僕が治療院を軽視していた時に
あるおばあちゃんから聞いた話を
シェアしたいと思います。
僕は、時代の変化についてもう15年前から
違和感を感じていました。
15年ほど前に書いた記事が出てきたので、
転記します。
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今日は、時代の変化について
少しお話をさせて下さいね。
みなさんも、うすうす
気が付いているでしょうが・・・
現在の日本経済は、大きな転換期に
さしかかっています!
というか、すでに突入していますよね。
これは、良く言われていることなので、
あなたもご存知でしょう。
工業社会が終わり、次の社会に移行している。
次の社会とは・・・・・
そうです!知的情報社会です。
では、私たちはその知的情報社会で
生き抜くためにどのような準備を
しなければならないのでしょうか?
こういう時は、過去から学ぶのが
手っ取り早いですよね!
現在の工業社会の前は・・・そうです!
農業社会ですね。
日本は、
農業社会→工業社会→知的情報社会
と変化してきた訳です。
ここで、あるエピソードをお話しますね。
私は、鍼灸治療院を経営しています。
当時、私が診ていた最高齢の患者さんは
なんと95歳のおばあちゃん。
明治44年生まれなのですよ!(すごいでしょ)
以前 治療のときに、
時代の変化について質問しました。
「昔はほとんどの人が、農家だったんですよね。
それから、どういう風にみんな仕事を
変えていったのですか?」
おばあちゃんは話してくれました。
「昔は、農家が当たり前だったから、
その家の仕事をしないで勤め人になることは、
始めは受け入れにくい風潮だった」と。
でも、
「父親がこれからは本をたくさん読んで
勉強しないといけない世の中になる。
だから学校に行きなさい。」
と兄弟を学校に行かせたそうです。
そして、おばあちゃんの兄弟は、
会社員や学校の先生になっていったのです。
当時の周りの人たちは
「農家が勉強したって・・・・」と
バカにする感じだったらしいのです!
数十年後・・・・・
その、おばあちゃんの兄弟はみんな
素晴らしいポジションにたどり着きました。
今、街で一番の大きな家に住まれています。
一方、農家だけを続けた人たちは・・・
土地をすこしずつ、切り売りして
財産を減らしていく・・・
こういう流れが起こったのですね。
(もちろん、同じ農家でも業態を変化して
対応した人はこの限りではありません)
ここから、私たちは何を学び取ることが
できるのでしょうか?
1.時代の変化を察知して、
人よりも早く行動を起こす!あるいは準備する!
2.何もしないで、時代に流されていく!
この、どちらを選択するか?あなたは、
どちらを選びますか?
物が日本人に行き渡り、売れなくなった時代。
工業社会の終わり→雇用の減少→
サラリーマンの給与減。
こういう流れはもう止められないと思います。
昔、 農業社会→工業社会
この転換期に 「兼業農家」っていう
言葉がありましたよね。
それが、今 工業社会→知的情報社会
ということは、これからは
「兼業サラリーマン」
今は違和感がありますが、
キーワードになるのでは?と。
これは、サラリーマンに限った事ではなく、
僕のような自営業にも、当てはまる事ですね。
収入の柱を、2本 3本と増やしていく。
自分の収入は、
自分で守っていかないといけない時代。
現状に甘んじることなく、準備をして行かないと!
当時こういう事を良く感じていました。
長い歴史の中で、多くの人が、
大企業に雇用される形態になったのは、
産業革命後のわずかな期間。
それまでは、みんなスモールビジネスで
生活してたんですよね。役人以外は。
昔は、そんなこと考えもしませんでしたが、
「今の状況が、当たり前ではないのかも?」
と思ったりする瞬間が最近あります。
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ずい分前に、
上記の内容をブログにつづっていたのですが、
こんな考えが僕の今のベースになっているんだと
改めて思いました。
昨夜は、シークレットの
ポイ活セミナーを行いました。
僕とお付き合いのあって、興味がある方だけを
お誘いしたのですが、
「楽しかった~」
「有益な情報をありがとうございます」
「このサークルにぜひ参加したい!」
というお声をすでにたくさんいただいています。
近い価値観を持つ人が集まると、
いろいろなシナジー効果が生まれます。
そして、それはやがて大きなエネルギーとなって
解放されるときが来ます。
これは、僕の経験則なのです。
いろいろな展開が楽しみです。
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