
結論から言うと、僕は、自分の生き方も、母が望む生き方も、どちらも尊重すると決めています。
それでも、納得できるかどうかは、分かりません。
この記事では、北九州の施設にいる母に、スプーンで食事を運んだ週末に考えたことを書きます。
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施設にいる母に、スプーンで食事を運んでいます
北九州に来て、週末は、施設にいる母のところへ行きます。
母の口へ、スプーンを運んでいます。
おそらく僕らはみんな、幼い頃に、親にスプーンで口へ運んでもらって食べていたのですよね。今は逆で、僕が母にスプーンを運んでいます。
目の見えない母は、53歳で鍼灸治療院を開業した人です。精一杯、頑張って生きてきた人だと思っています。
「きつい」と言う親に、食べてもらうということ
母は、もう、ご飯を食べることが楽しみではなくなっています。食事が義務のようになっていて、「きつい」と言います。
「早く横になりたい」とも言います。
普段は、施設の職員さんに食べさせてもらっています。それでも、僕が行くと、「頑張る」と言って、食べてくれます。せっかく僕が来たのだから、と。
ひと口ずつ食べてくれる母に、「偉いね、すごいね」と言うと、母は「偉い」と言って、笑っていました。
その笑顔を見て、僕は、切なくなりました。
「長生きしてほしい」は、子どものエゴかもしれない
子どもは、親に長生きしてほしいと思います。でも、精一杯頑張って生きてきた親は、もうしんどいのかもしれません。
それでも、元気でいてほしい、長生きしてほしいと思うのは、もしかしたら、子どもの側のエゴなのではないか。
僕は、いつも、この葛藤と戦っています。答えは、出ていません。
親との時間のなかで、同じように揺れている方もいるかもしれません。
自分の生き方も、親が望む生き方も尊重する
葛藤のなかで、僕にあるのは、ひとつだけです。
自分の生き方も、尊重する。母が望む生き方も、尊重する。
どちらか一方を選ぶのではなく、両方を大切にしたいと思っています。
それでも、納得できるかどうかは、分かりません。
後悔をゼロにはできなくても、少なくはできる
あのときこうすればよかった、と、後悔が出てくるかもしれません。でも、それは、何事においても、同じかもしれません。
自分が信じる道を進んでいれば、その後悔の度合いは、少なくなるのではないか。
今は、そう思っています。
会いに来る回数を減らさないために、僕がしていること
母に会いに来る回数を減らさずに済んでいるのは、マイルのおかげです。
移動の費用が先に頭に浮かぶと、足が重くなります。そこが軽くなると、会いに行ける回数が増えます。
僕は、飛行機代にマイルを使っていて、ここ2年半ほど、航空券にお金を払った記憶がほとんどありません。
最後に
今週末は、母との時間を、楽しみたいと思っています。
親との向き合い方に、正解はないと思います。自分の生き方も、親が望む生き方も、大切にしながら、それぞれのペースで進んでいけたらと思います。
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